初めてアマゾンへ出品登録やFBAへ納品する時、手順が分からず、かなり苦労してしまう人が多いです。
僕も思い返せば、2013年に初めてアマゾンに商品を出品した時、手続き方法が分からず、かなり苦戦しました。
そこで、この記事では仕入れた商品を、アマゾンに出品登録してFBAに納品する流れを画像付きで詳しく解説していきます!
この記事を読むことで、初めて出品作業をする人でも迷うことなくスムーズに出品出来るようになるので、ぜひ参考にしてください!
仕入れた商品をアマゾンに出品登録する方法
まずは仕入れた商品をアマゾンに出品登録する方法について説明します。
今回は、「ブラザーのラベルライター P-touch 190 シルバー」という商品例に解説をしていきます。
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ちなみに出品作業をするときはパソコンから行ってください。
パソコンのほうが早く作業できます。
アマゾンに商品の出品登録をする。

アマゾンに出品する商品を検索する
つづいて出品する商品を検索しましょう。
・型番⇒電化製品などの型番
・商品名⇒商品の具体的な名前
・JANコード⇒商品の箱についている10桁または13桁の数字あるいはバーコード
・ASINコード⇒アマゾンが独自に作成した商品コード
このいずれかでできます。

アマゾンに出品する商品を選択する
出てきた商品リストの中から、出品予定の商品を探します。


出てきた商品のバリエーションの中から、出品する商品を探しましょう。
出品制限が適用されます。のリンクをクリック
出品する商品が見つかったら商品右側にある「出品制限が適用されます。」のリンクをクリックしてください。

出品する


この画面で入力するのは5カ所です。
それでは順番に解説しますね。
画像内1番:販売価格(必須)
あなたが決めた販売価格を入力
画像内2番:出品者SKU
必須ではありませんが、商品の管理のため、自分のSKUルールで作成することをおすすめします。
ちなみに僕のおすすめは
- 年月日
- その日の登録数
- 仕入れ金額
を記入してSKUを作ることをおすすめします。
こうすることで在庫の管理がしやすくなるからです。
例えば「2019-5-15-100-1980」でSKUを作ったとします。
この場合、
2019-5-15が年月日
100がその日の登録数
1980が仕入れ値
がSKUの内訳ルールになります。
画像内3番:コンディション(必須)
アマゾンのコンディションガイドラインに沿って選んでください。
主に使用するコンディションタイプは、
- 新品
- 中古ーほぼ新品
- 中古ー非常に良い
- 中古ー良い
- 中古ー可
の5種類があります。
ちなみに各コンディションの違いについては以下の引用文を参考にしてください。
出典元:アマゾンコンディションガイドラインから
アマゾンのコンディションガイドラインについて詳しく解説した記事があるので、こちらも一緒に読んでおくと、知識が深まるかと思います。
画像内4番:コンディション説明
コンディション説明は、お客さまからのクレーム防止などの理由から必ず書くようにしましょう。
自分の出品する商品の状態や付属品などを入力してください。
コンディション説明文のテンプレートは、こちらの記事で紹介しているので、良ければ参考にしてください。
画像内5番:フルフィルメントチャンネル(必須)
商品が売れたときの発送方法を選びましょう。
- 商品が売れた場合、自分で商品を発送する(出品者在庫)
- 商品が売れた場合、Amazonに配送代行およびカスタマーサービスを依頼する(FBA在庫)
基本的にはFBAを使って販売する方が楽なので、ここではアマゾンに配送代行および、カスタマーサービスを依頼するFBA在庫を選択します。
画像内6番:保存して終了ボタンを押す
これで出品登録の作業は完了です。
つづいてアマゾンFBAへの納品方法について解説していきますね。
アマゾンのFBAに納品する方法
ここからはアマゾンの倉庫(FBA)に納品する方法を解説していきますね。

危険物情報の入力画面に変わります。
危険物情報を入力
初めてFBAに商品を送るときに、一番分かりにくいのが、危険物情報の入力です。
電化製品やオモチャなどの出品登録をする場合に、該当商品が使用している電池の情報登録をもとめられます。
検索サイトやメーカーのホームページなどで電池情報を調べて入力していきましょう。
ここでの手順を参考にしてください。
危険物情報の入力画面を開く

危険物情報の必要な情報を入力する


それでは順番に説明をしていきます。
画像内1番:電池情報
電池を使用した商品かどうかの確認です。
該当するほうにチェックをしましょう。
画像内2番:電池はこの商品にどのように使用されていますか?
質問は4択です。
該当するところにチェックを入れてください。
- 電池自体が商品です→(例、バッテリーなど)
- 電池は商品に同梱されています→(例、単三乾電池などがはいっている場合)
- 電池は商品に含まれます→(例、スマートホンや充電式掃除機のように充電用バッテリーが内蔵された商品)
- 電池は商品に含まれません→(例、オモチャなど電池は使う商品だが、電池がついていないものなど)
画像内3番:電池の組成
該当製品に使われている電池の組成についての報告欄です。

ホームページなどで製品名や型番で出品登録する商品が使用している電池を調べてください。
該当するものをクリックしましょう。
画像内4番:電池の種類とサイズ

画像内5番:電池の数
電池がその製品で何個使われているか?入力しましょう。
画像内6番:電池の重量
電池の重量を入力しましょう。
正直、内蔵されている製品の電池重量は調べてもほとんど分かりません。
大体で良いので入力しましょう。
画像内7番:電池1個当たりのセル数
電池1個あたりのセル数も分かれば入力してください。
わからない場合は大体で良いので入力しましょう。
画像内8番:電池当たりのワット時
電池当たりのワット時は、調べてもほとんど分かりません。
大体で良いので入力しましょう。
画像内9番:リチウム含有量(グラム)
必須では無いので、スルーで大丈夫です。
画像内10番:製品規制情報
- はい
- いいえ
- 不明
必ず「いいえ」を選択してください。
はいにチェックを入れてしまうと、FBAへの納品ができなくなります。
ここでは全設問を表示しましたが、入力する内容によって設問が変わっていきます。
アマゾンが求める必要な情報を入力していってください。
入力が終わったら「送信ボタン」を押してください。
つぎに保存して次に進むボタンを押しましょう。
納品プランの作成
つづいて在庫を納品/補充するページに切り替わります。

画像内1番:納品プラン
ここでアマゾンに送るための納品プランを選択してください。
- 新規の納品プランを作成:標準あるいは大型の納品プランの1点目を作成した場合
- 既存の納品プランに追加:1点目で納品プランを作成後、2点目の商品をプランに入れる場合
画像内2番:納品タイプ
該当の項目にチェッをいれましょう。
- 個別タイプ:ひとつ箱にいろいろな商品が混在する場合
- メーカー梱包:新品の製品なので、ひとつの箱が同じ商品の場合
余談ですが、アマゾンで納品プランを作成するにあたり、標準サイズと大型サイズの2種類にわかれていて、納品先が異なります。
商品のサイズがこの画面でわかりますので、プランへの追加、新規作成の際の目安にしましょう。
チェックが終わったら「続ける」ボタンを押してください。
納品のための必要な情報を入力
つづいてFBAのセンター倉庫に納品するために必要な情報を入力していきましょう。
数量を入力

商品の準備
つづいて商品の準備になります。

Amazon依頼⇒新品などで送る箱単位で同じ商品の場合に選択できます(有料)
出品者が行う⇒商品が混在している場合選択できます。通常はこちらを選択してください。
入力が終わったら「続ける」を押してください。
商品ラベルを貼り付け
つづいて商品ラベルの印刷画面になります。


ここで行う梱包はFBAのセンター倉庫に預けるためのものです。
輸送途中で壊れないようにするためと、センター倉庫で汚れないようにするためですので、簡単な梱包で大丈夫です。
今回は、OPP袋で梱包しましたが、プチプチでもOKです。
ださい。

この商品の箱には2カ所バーコードがついています。

6面全部にバーコードがついている商品もありますので、貼付けの際に必ずチェックするようにしましょう。
「続ける」ボタンを押してください。
納品を表示

発送準備

画像内1番:配送業者
この画面では、アマゾンのパートナーキャリアを利用しています。安く送ることができる配送業者をご存知でしたら、ほかの配送業者を選びましょう。
画像内2番:どのように梱包されますか?
送る輸送箱の数を選択してください(最大15箱まで)
画像内3番:梱包した箱の重量とサイズを入力
そこまで正確である必要はありません。
画像内4番:「確認する」ボタンを押す。
送料が計算されますので確認をして、「請求を承認する」ボタンを押してください。
画像内5番:請求を承認するを押す
「請求を承認する」のボタンを押すだけでOKです。
画像内6番:配送ラベルを印刷
今回のケースだと2枚プリントアウトされます。




最後の「クリックすると納品が完了します。」ボタンを押せばFBAの納品手続きは終了です。
あとは、郵便局に集荷依頼をして作業は完了です。
ちなみに余談ですが、郵便局のサイトにIDを登録しておくと、インターネットで集荷依頼ができます。
FBA納品手続きの流れを動画でも確認できます
アマゾンのYouTubeチャンネルでもFBA納品手続きの動画が用意されています。
良ければ確認してみてください。
アマゾンに商品を出品する方法とFBAに納品する手順まとめ
いかがでしたでしょうか。
始めてアマゾンで商品を出品する時や、FBAに納品するとき、なかなか手順に慣れず、かなり困惑するかと思います。
しかし、何事にも共通しますが、慣れるまでが大変で、慣れてしまえば、なんてことはありません!
とくにアマゾンのFBAは、出品や発送作業がかなり楽になるサービスなので、アマゾンせどり初心者の方には、どんどん活用してほしいサービスです。
たくさん出品して、さらにFBAサービスを有効活用して、どんどん稼いでくださいね!